スクリーンタイム、解説

iPhoneを白黒(グレイスケール)にする方法と、元に戻す方法

· 4分で読めます · finitをつくっている人間より。finitは使った時間を記録しますが、画面の色には手を出しません

グレイスケールにすると、iPhoneの画面からあらゆる色が抜けます。アイコンも、写真も、動画も、赤いバッジもです。スマホの誘惑を弱めるためにオンにする人もいれば、ある日画面が白黒になっていて、色を戻したい人もいます。このページでは両方を扱い、ある研究でわかったことと、グレイスケールにできないことも紹介します。

グレイスケールをオンにする方法#

設定を開いてアクセシビリティをタップし、画面表示とテキストサイズ、カラーフィルタの順にタップします。カラーフィルタをオンにしてグレイスケールを選びます。画面全体が一度に切り替わります。フィルタの下にスライダが表示されたら、それで効果の強さを調整できます。

グレイスケールが変えるのは、画面の表示だけです。Appleによると、カラーフィルタは画面上での画像や動画の見え方を変えますが、撮った写真はカラーのまま保存されます。

トリプルクリックに割り当てる#

頻繁に切り替えたいスイッチなのに、4つもメニューをたどるのは遠回りです。設定 → アクセシビリティ → ショートカットと進み、カラーフィルタを選びます。それ以降は、サイドボタンをすばやく3回押すと、グレイスケールのオンとオフが切り替わります。ホームボタンのあるiPhoneなら、ホームボタンをトリプルクリックします。リストで複数の機能を選んでいると、トリプルクリックで短いメニューが開くので、使いたいものをタップします。押す速さが足りず反応しないときは、同じアクセシビリティのメニューにあるサイドボタンで、クリックの速さを調整できます。

このショートカットがあれば、シンプルな習慣が成り立ちます。ふだんはグレーにしておき、写真や地図やグラフで色が必要なときだけ1分ほどカラーに戻し、またグレーに戻す。タップで操作したいなら、コントロールセンターにカラーフィルタのコントロールを置くこともできます。知っておくといい組み合わせがひとつあります。Night Shiftはほかのカラーフィルタの効果を打ち消しますが、Appleによるとグレイスケールはそのままにします。

iPhoneの画面がグレーになったのはなぜ?#

設定を変えた覚えがないのに画面が白黒になったなら、たいていの原因は上のショートカットです。ポケットの中や、きついケースからiPhoneを取り出すときに、サイドボタンがすばやく3回押されればカラーフィルタがオンになります。直すときも同じく3回押します。それで何も起きない、あるいは別のことが起きるなら、設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → カラーフィルタと進み、カラーフィルタをオフにします。

ほかに、あまりない原因が2つあります。カラーフィルタがすでにオフなら、アクセシビリティのズーム機能を確認してください。ズーム機能がオンのあいだは、ズームフィルタがグレイスケールに設定されていることがあります。フィルタをなしにするか、ズーム機能をオフにします。画面がグレーというより暗く色あせて見えるなら、画面表示とテキストサイズのホワイトポイントを下げるを探してください。画面が一面グレーでタッチにも反応しないなら、それは別の問題です。まず強制再起動を試してください。音量を上げるボタンを押してすぐ放し、音量を下げるボタンを押してすぐ放してから、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続けます。

研究でわかっていること#

これを直接測った研究がひとつあります。A. J. HolteとF. R. Ferraroによる小規模なランダム化試験で、2020年にThe Social Science Journalに掲載されました。グレイスケールに切り替えた学生は、その後1週間で1日のスクリーンタイムを40分弱減らしました(論文)。大学生を対象にした1週間だけの小さな研究で、3か月目のことは何もわかりません。それでも、スクリーンタイムを減らすための私たちの作戦集の中で、測定の裏づけがある数少ない方法のひとつです。

グレイスケールにできないこと#

何もブロックしません。どのアプリも開き、通知もすべて届きますし、文字中心のフィードは写真のフィードほど魅力を失いません。それに、オンにしたときと同じ3回押しで解除できてしまうので、効くのはオンにしておくあいだだけです。誘惑が通知から始まるなら、人からの連絡以外をすべて消音する集中モードのほうが効果があります。iPhoneをとことんシンプルにしたいなら、グレイスケールはiPhoneをダムフォンにする第一歩です。

自分に効いたかどうかを知るには、前と後の数字を比べてください。スクリーンタイムが残す詳しいデータは約4週間ぶんだけなので、切り替える前の週は、まだ残っているうちに見ておきましょう。ここは私たちがつくっている部分なので、そのつもりで読んでください。finitはスクリーンタイムを1日も欠かさず何年も、iPhoneとあなた自身のプライベートなiCloudに残します。だから、Appleの期間が閉じたずっとあとでも「前」の数字が残っています。

短い答え#

iPhoneでグレイスケールをオンにするには?

設定を開いて「アクセシビリティ」をタップし、「画面表示とテキストサイズ」、「カラーフィルタ」の順にタップします。「カラーフィルタ」をオンにして「グレイスケール」を選びます。すぐに画面全体が白黒になります。

iPhoneの画面がグレーや白黒になったのはなぜ?

たいていは「カラーフィルタ」がオンになっています。よくあるのは、サイドボタンがすばやく3回押されて、アクセシビリティのショートカットが作動した場合です。もう一度3回押すか、設定の「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」で「カラーフィルタ」をオフにしてください。

グレイスケールをすばやくオン・オフするには?

設定の「アクセシビリティ」→「ショートカット」で「カラーフィルタ」を選びます。それ以降は、どの画面からでもサイドボタンのトリプルクリックで、グレイスケールのオンとオフを切り替えられます。

グレイスケールでスクリーンタイムは減る?

ある小規模なランダム化試験では、グレイスケールに切り替えた学生が、その後1週間で1日のスクリーンタイムを40分弱減らしました。短い研究ひとつだけなので、グレイスケールは実験と考えて、自分の結果を測ってください。

グレイスケールは実験で、実験には前と後が必要です。その両方を見せてくれる記録を残してください。

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